何故アート書家になったのか

9月の異称

「色取月」

いろどりづき

秋の野原はほんと

彩り豊か 心奪われますね

紅葉はまだまだですが

草むらの花々もすっかり

秋のメンバーに入れ替わってて

目を楽しませてくれます

 

この作品どうやって 

一本の線に様々な

秋色がのっているのでしょう?

染み込まない紙に

水をたっぷり含ませて

水を盛り上げる様に揮毫して

その水たまりに秋色を置いてゆきます

なかなか楽しい技法ですよ

 

よく頂く質問に

「どうやってアート書作家に

なったんですか?」

それは遡ること20数年前 就職して間もない会社が倒産したんです

人生の大きな挫折に落ち込んだんですが

時すでにバブル崩壊 

「組織に頼るよりも自分で仕事をしよう。」と決意

その時幼稚園から継続して資格を持ってたのが書道

始めは普通の書道教室をしてたんですが

昔から創作が好きだったんで

「自分のオリジナル性を活かす方が楽しい。きっと生徒さんも

 もっと自由度の高い書道を楽しみたいのではないか。」

とまたまた決意して

書道教材を使わないアート書道教室に変更

 

お蔭で遠方より通って下さる生徒さんにお会いできたり

市民講座 カルチャー教室 障害者教室 デイサービス 

年賀状デザイン依頼 パリのギャラリーや展覧会など 幅広い場所で

アート書を広める活動が出来る様になりました

 

今後の目標は 「心揺さぶることが出来る作品を作りたい」

今楽しいこと 「一緒に生徒さんと創作活動を楽しめること」

 

時折 プロのアート書家になりたいと

来てくださる生徒さんがいらっしゃいます

うちの教室では最短5年で書道準師範まで取得された生徒さんが

いらっしゃいます

アート書の講師に資格は必要ありません

より広く認知していただくことがプロになることなので

しかしながら 書道の基本があってのアート書なので

やはり勉強期間は必要になってくると思います

 

楽しむためのアート書 プロになるためのアート書

色んな学び方があると思います